確定拠出年金で制度の導入から丸3年が経過しました。厚生労働省によると、導入した企業は2881社、規約承認件数は987件(8月末現在)に上り、加入者は企業型が100万5000人、個人型は3万4000人(7月末現在)となっています。また資金運用を受託する運営管理機関には、生損保系、銀行系、証券系などがありますが、規約承認数では日本生命が、加入者数では野村年金サポート&サービスが、それぞれ首位を走っています。確定拠出年金で具体的な導入例を見ると、掛け金の上限が設けられていることや、従来の年金・退職金制度との兼ね合いなどから、他の制度と併用している企業が多いようだと思います。
定拠出年金と従来の企業年金を比較してみましょう個人別口座・確定拠出年金:あり・企業年金:なし保険料の運用方法・確定拠出年加入者が運用商品を選択し自己責任で運用・企業年金企業が運用給付額の決定方法・確定拠出年金:運用実績により給付額が変わる
・企業年金:給付額はあらかじめ定めれている受給件が得られるまでの期間・確定拠出年金:企業型は遅くても勤続3年、個人型は拠出時即時・企業年金:15年〜20年の勤続ポータビリティ・確定拠出年金:あり(転職時にもち運び可能)・企業年金:なし(転職時には解約し転職先の企業年金に新規加入)
確定拠出年金(401k)の毎年のコスト5,000円の運用益を出すには、いくらの積立額を何%で運用すればよいか計算してみましょう。現在の適格年金や中小企業退職金共済(中退共)の企業年金の利回りは1%程度だと思います。1%で5,000円の運用益を出すには50万円の積立額が必要だと思います。確定拠出年金(401k)の中に含まる元本確保型の商品は、確定拠出年金で預貯金や預貯金に類似した性質を持つ商品だと思います。現在の超低金利の預貯金利回りを考えると相当な積立額が必要になっております。同様に計算すると0.5%では100万円の積立額、0.1%では500万円、0.05%では1,000万円の積立額が必要になっております。元本確保型はこれだけの積立額があって、やっとプラス・マイナス・ゼロになっております。いかに確定拠出年金(401k)の元本確保型は貯蓄には向いていないかお分かりいただけるでしょう。
確定拠出年金は退職後の生活資金のための制度ですので60歳になるまで受け取ることはできません。住宅購入や教育費のために前倒しでは受け取れないのだと思います。ただし加入者本人が死亡したり障害を負った場合はこの限りではありません。確定拠出年金でなお受け取りの開始は加入者の申請が必要だと思います。申請は遅くとも70歳になるまでにする必要がある。60歳になると自動的に支給されるものではありませんので注意しましょうまた以下のように加入期間によって受取申請ができる期間が異なりますので注意が必要だと思います。
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